リセットするための最適な方法、引きこもること

どうも、吉田光です。

梅雨が明けて暑くなってきましたねぇ。

ここまで暑くなると今まで放置しても大丈夫だった食材とかがいっきにダメになるんで、怖いですよね。
私(独白)も基本は自炊マンなので、ほっといてたらとんでもないことになってた、なんてことは避けたいです。
というわけで、冷蔵庫にぶち込んでいくスタイルで夏を乗り切ろうと思います。
皆さんも食中毒とか気を付けてくださいね。

さて、今回は引きこもることについてお話ししましょう。

引きこもることは悪なのか?

独りになることをあえてこう表現します。

最近は引きこもりになることが社会的に取り上げられ、ちょっとした人気者になっています。
確かに人との出会いは新たなものを生み出す可能性が広がったり、閉鎖的な自分を解放できるチャンスにもなりえます。
最近ではコミュニケーション能力を高める本だったり、円滑な人間関係を気づくための啓発本だったりと、「人付き合い」というジャンルにおいての啓発が話題になり始めています。それだけ日本人は色々ときっつい状況下に置かれているんでしょうね。

というわけで、現実である程度認知されている暗黙のルールの中には、こんな不等式が成り立っているのではないでしょうか。

明るい人 > 暗い人
いっぱい友達がいて人間関係良好の人気者>友達が少なくてそれなりの人間関係しか築いていないはみ出し者
お酒が飲めて飲み会大好きな人>飲み会のガチャガチャしたのが嫌いで行きたがらない人

少なくとも、私のいた環境はこんなのがどこかであったように思えます。

因みに、私は飲み会は嫌いではありません。たまーに自分で開いたりします。酒は弱いですが。
ですが、多人数の飲み会はあんまり行きたがりません。マックス4人ですかね…。

ただ、この世の中、そういう社交的な場が苦手な人というのも確かに存在します。HSPとかね。

老廃物がたまりやすいのに、捨てるのがヘタクソなHSP

どんなビジネスであれ仕事をするということは、利益と損益とで勘定することが多くなり、個人の感情や気持ちを無視されてしまいがちです。カチンと来たり、ブッと吹き出しそうになったり、泣きたくなりそうになったりとか、そういうのです。怒鳴ったりする人も、まぁいるところはいると思いますが、職場でそんなことされたくないし、自分に向いたものではなくてもヤな気分になりますよね。だから職場というのは自分を押し殺す環境下に置かれているわけです。非常に非人間的環境といっても差し支えないと思います。

当然ですが、仕事をしているときで最優先されることと言えば、そんな非人間な環境下で業務を滞りなく遂行することです。そのうえで、個人の感情とか精神状況とかは軽視されてしまいがちです(あくまで「がち」ですぜ)。というわけで、常に最高のコンディションで仕事をし続けることを要求されます。

まぁ結局何が言いたいというと、HSPは職場のような環境課では、ほかの人よりも疲るスピードが速いので、この最高のコンディションを保ち続けるのはほかの人よりも大変、ということです。
ピリピリとした空気、
あまり円滑とは言えない人間関係、
他の人のいら立ち、etc…
ほかの人の感覚を否応なしに吸収してしまうHSPにとって、自分の中にたまってしまった「老廃物」を捨てることはとても重要な行動であります。

ですが、この「老廃物の捨て方」を習得できていないHSPはとても多いのではないでしょうか。
だから、エレインやイルセのような心理療法士が本を書いているのではないでしょうか。

というわけで、HSPが学ぶべきなのは、「自分の中にたまった老廃物の捨て方」なのです。

独りになって、捨て方を学ぶ

自身の老廃物をすてることに対して難しさを感じているHSPは多いように思えます。
他者の小さな感覚ですら、なぜか捨てることをあんまりしたがらないからです。

「もしかしたらこの感覚は自分にとって大切なことかもしれない」
「相手がこのように感じているのは実は自分のせいで、自分のどこかを改めなくてはならないサインなのかもしれない」

という風に考えちゃっている人、いると思います。一個一個の感覚に対して創造や考えを巡らし、いつの間にか体力のほとんどを持ってかれているHSPは少なくないのではないでしょうか。
そして考えすぎちゃって体調崩しちゃうとか。

そう、老廃物を捨てる術を持っていないHSPの中は常に、「バケツにいっぱいに汚水をため込んでいる状況」といえるでしょう。「臭い物に蓋をする」なんて言葉もありますが、この場合はさっさと捨てた方がいいでしょう。

捨て方が分からないのであれば、自分で学ぶしかありません。
そのために、自分自身により深く集中するために、独りになることをお勧めします。
極端なことを言えば、引きこもりです。

私の話をすると、去年の4月に一人暮らしをするまで私はずっと家族と暮らしていました。私は家族間で争いごとになるのが本気で嫌な人だったので、父にも母にもあたり触らない付き合いをしていました。ですが、私は俳優という突拍子もない生き方をしていたので、自分に対してあんまりいい評価をしていなかったように感じていました(少なくとも、私はね)。
まぁ両親からすれば、定収入もないしお先真っ暗でごくつぶしともいえる息子に対して、100%ポジティブでいろだなんて無理な話だとも思います。

そんな状況下で独り暮らしを開始したときは、何かから解き放たれたような感覚を襲いました。
いや、本当に自由になれたんです。「家にいても束縛するものは何もないぞ!」と思うようになりました。

あ、誤解しないでいただきたいのは、別に自分の両親が嫌いというわけではありません。嫌いじゃないけど、両親がいると本来の自分でいられないように感じていたのは事実です。両親には感謝していますが、ぶっちゃけ窮屈でしたね。

一人暮らしをしてから、自分のことに対して深く考えられるようになりました。以前は私の部屋にベランダがあったため、洗濯物を干しに母が私の部屋によく入ってきました。まぁこれはしょうがないですよね。ですが、「マジモンの吉田光オンリースペース」というのは、実家に暮らしていた時はなかったといえるでしょう。

一人暮らしをしてから、吉田光の創造性というのがどんどん回復してきたと言えるでしょう。

というわけで、実家暮らしのあなた!
独りになる時間を設けてみませんか!?
独りになったら、他者の感覚に振り回されるという言い訳は通用しません。
思いっきり自分のやりたいことができます!勇気をだしてチャレンジする価値は大いにあると思います!

「独りになって何をするんじゃい」という方は、以前私が書いた「他者の感覚に振り回されやすいHSP~感覚の付き合い方編〜」を読んでみましょう!

私はこれらを本気で実践しました。そしたら、逆に一人が寂しくなってきて誰かと何かしたくなってきます。ぶっちゃけ、ちょっと前までの私からすればアンビリーバブル。信じられなーい感覚でした。ぶっちゃけ、心のどっかで「他人がうっとうしい…独りになりてえ…」と中二病をこじらせた思春期ボーイのようなことを思い続けていた吉田光が、誰かを切に求めているだなんて想像だにしていませんでした(笑)

因みにイルセの「鈍感な世界に生きる敏感な人たち」には「HSPのためのアイディアリスト」という付録がついています。こういった、HSPの人の工夫なども聞いてみるといいでしょう。

もし、独りになった時に何をすればいいのかわからないといった方は、私に相談してみてくださいな。お問い合わせいただいたらお答えしますぜ。お問い合わせはこちら
また、今月2018年7月21日(土)のお昼に、私のHSPイベントを開催する予定です。詳細はこちらまで!こういった話題も踏まえて、皆でお話ししましょう!

それでは!

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