HSPとは

HSPとは、Highly Sencetive Personの略で、「とても繊細な人」を意味します。

特徴としては、
・同じ刺激を受けてもほかの人よりも強く反応する
・ちょっとしたことでもすぐ動揺してしまう
・「神経質」「引っ込み思案」「臆病」「弱虫」といったレッテルを張られがち

というような人です。

誤解しないでいただきたいのが、HSPが発達障害や病気だとかはないということです。
高等動物の20%は「とても敏感」に生まれついている、と言われています。
様々な心理学者の調査で、5人に1人、4人に1人がHSPの特徴である「内向的」であり、その内向性はHSPのそれと類似していることが判明しております。
要は30人のクラスのうち6人はHSPであるということです。

つまり、HSPはヤバい人の総称ではなく、珍しい人間というわけではないのでご安心を。実はそこら辺にいます。これを書いている僕もHSPです。

ただ、この「敏感さ」というものはある種の人々にはマイナスイメージを与えることがあります。
このHSPという言葉自体はアメリカの心理療法士エレイン・N・アーロン博士が提唱したものですが(ちなみに彼女自身もHSPです)、彼女がHSPの本を出版する際に、もしかしたらHSPということにたいしてひどいコメントをよせられるかもしれないと不安に駆られていたそうです。
因みにエレイン氏は夫のアーサー・アーロン氏とともに吊り橋効果を検証した心理学者として有名です。

さて、ここまでが調べればなんとなく出てくるHSPの基本知識です。
これをご覧いただいた方でHSPにご興味がある方はん是非!
エレイン・N・アーロン著『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ』
イルセ・サン著『鈍感な世界に生きる繊細な人たち』を読んでみてください。

さて、僕が思うHSPの特徴を以下に思いつく限り並べてみます。

1.自分がほかの人となんか「ずれてる」と思っている、もしくは「ずれてるよね」と言われる。そしてそれに対してあんまりいい思いをしていない。

2.第一印象でほぼその人の人なりが分かり、人物の判断を第一印象で決めちゃいがち

3.映画や美術館などに行くと周りの人よりも疲れることが多い。ほかの人がケロッとしていることを見て、「あぁ自分って体力ないんだな」って思うことがよくある

あ、ちなみに該当してるからHSPであるということではないのでご安心を。
もしかするとHSPかも、と思った方は本やこのサイトの記事を読んでみると共感することがあると思います。

エレイン式HSP自己診断テスト

イルセ・サン式HSP自己診断テスト

上二つがこのサイトに上げているHSP自己診断テストです。

因みに、「ほかの人から見ると活発な方なんだけど敏感だったり繊細だったりすることがある」という人はHSS(High Sensation Seeking=刺激追求型)なのかもしれません。
この自己診断テストもありますので、併せて活用してください。

HSS自己診断テスト

是非お試しください。

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