他者の感覚に振り回されやすいHSP ~感受性が高いから編~【吉田光】

ども、吉田光です。
いやー、最近寒くなりましたねー。季節の変わり目で体調崩す方もいらっしゃるかと思いますが、油断なきように!ちなみに私は少しでも寒く感じたらヒートテックのシャツを着ます。体温調節下手くそなんですよね…あたし。
あ、今回はながくなっちゃったので、二つに分けました。
感受性が高いから編と、
感覚の付き合い方編の2つでお送りします。

他者の感情を無駄に受けちゃう

さて、今回はHSPの他者の感情とか感覚とかを受けすぎちゃうという特徴についてです。

良くも悪くも他者からの影響を受けやすいHSPは他者の感情にとっても敏感です。恐らく、この特徴がHSPを内向的と言われるようになった要因の一つでしょう。

私の話をしましょう。

私は相手の怒りの感情にとても敏感ですね。相手が怒ってる時、私の中はミキサーにかけられたように掻き乱されてしまいます。非難されなり叱られたりするような、自分に強いエネルギーをぶつけられる時に、自分の整理が追いつかなくなってしまうのです。
まず、相手の言い分、つまり伝えたいことですね。そして相手の怒りという気持ち的な部分。そして過去の自分を振り返った時にやらかした経験を反省したり…。とまぁ、色んなことがごっちゃになってしまいます。
いや、そんなのHSPじゃない俺だってそうやで、という方。

いやまぁ、それはそうだと思うんですけど、うまく整理がつかない1番の要因が「相手を怒らせてしまった」という罪悪感的なものが胸を縛り付けてしまうことなんです。

HSPは相手を不快にさせることを極端に嫌います。それは不快な気持ちになっている相手の感覚と同調してしまい、「自分がこんな嫌な気持ちにさせてしまった」という罪悪感に駆られてしまうからです。
恐らくこれについて悩んでいる方は多いと思います。相手の状態と同調してしまうのにもかかわらず、その感覚と折り合いをつくのが難しいHSPは少なくないからです。
ぶっちゃけると、この特徴のおかげで私は演技について上手くいかないことがあり、無茶苦茶悩む要因になりました。
因みにですが、私はどういう状況下におかれたら不快になり、胃がシェイクされるような感覚に陥るかをよく知っています。なので、不快になる可能性を持つ環境には近づかないように、いつの間にかなっていました。危機回避能力的な部分なのかなと。

本能的な部分で「あっ、これはあかんわ」と思った時のフェードアウト具合はちょっと自分でも驚くほど。なので、私は第一印象で判断することが多いです。たぶん、HSPの人は共感を得るのではないでしょうか。
なので、自分が不快になるのを恐るということは、相手を不快にさせることも恐るわけです。

相手と同調できることをポジティブに考える

さて、散々とネガティブなことを語ってきましたが笑
この「相手と同調出来る」というスキル、「喉から手が出るほど欲しいんだけども」という方も多くいらっしゃることでしょう。
そう、相手がどういう感覚に陥ってるかがなんとなく分かるだけでも私は1つの才能と言ってもいいと思います。
実際このスキルを使い、セラピスト・カウンセラーなどで活躍されてるHSPの方もいらっしゃいます。俳優や画家などの表現者のように、自分の内的世界が充実していることを長所とするような生き方にもメリットがあります。
※俳優だと自分だけに集中してしまうと相手を疎かにするので、自分から外に出るというHSPにとって怖いことも必要になるのですがね
つまり、タフな人達よりも創造性に富んでいるといえます。
実際、私は今の職場のビジネススキームをどうしたらより良くできるのか、今のセールス&マーケティングの状況といったアイディアを出したりするのが得意かつ好きです。割とコンサルできるかも…。
個人的には成果を求められると萎縮するので、自由に発想する方が好きですね。

感情の付き合い方へ続く…

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