「見返り」なんてないから、他人に期待しない

どうも、吉田光です。

色々世の中が乱れておりまして、中々交流会が開催できへんなぁと頭をポリポリ掻く生活を送っております。
そんな中、私に飛び込んできたのはこんなネット記事です。

Webメディア「Books&Apps」の記事、
タイトルは、「仕事ができる人は、人に期待しない。」
リンクはこちら→https://blog.tinect.jp/?p=64150

これを読んで私は、「あっ、これすげぇわかる」と共感しました。

ただ単に自分に責任があっただけ

「もしかしてこの人なら…!」
「ここに来ればもしかして…!」

人間生きていく中で、↑のようなことを思ってしまうのはしょうがないことです。
ただ、そのような期待を持って期待通りに行ったことというのは、少ないのではないでしょうか。

私も生きてきた27年という間にいろいろなところで揉まれて揉まれて、ついには「他人に気を遣ったところで、自分が求める見返りなんてやってこない」ということに気が付いたのです。

いや、本当ですよ?
逆に「見返りはちゃんとあったよ」という人は、個人的に言わせればこれからが心配。
心尽くしを良いことに甘い汁をすすって胡坐をかく大人というのは残念ながら存在します。

見返りというのは、単に「自分の為すべきこと」をひたすらやっていった結果に得られるものです。
振り返ってみれば、私は感謝されてこそばゆい思いをする時というのは、

  • ただ単にそれが自分の仕事だったから、まさかそんなことを言われるとは思わなかった時
  • 自分のやりたいことを単にやってたから、まさか感謝されるとは思わなかった時

というようなシチュエーションです。言ってしまえばどちらも見返りなんて求めやしてないのですよ。
それが自分の仕事だし、自分のやりたいことだからやっただけ。
単純に自分に責任があったからやったことなのです。
それに対しての感謝がたまたま頂いたという事実でしかない。

勿論、感謝をされることはすっごく嬉しいです。一応、HSPの活動の原動力の一つに、それがあります。

でも、それだけじゃあ、活動は続かないのですよ。

「見返り」を求めたところで損しかしない

役者役者と騒いでおりますが、私の得意分野は実は裏方です。

これはあちこちで言っているのですが、私は全体を見渡して自分の居た方が良い立ち位置を見つけるのが得意です。
そこにいたらその組織全体の益になるように自分が動ける、というような立ち位置です。

そんな目を持っているので、裏方・スタッフ・アドバイザーというような感じで動くのが得意なのです。
演じる側も、12年とか役者をやっていますが、主演というのはたった1度しかやっていません。多分私、脇役の方が得意です(笑)
「自分ほどNo.2のポジションがハマる男も少ない」なんて思ってるぐらいには得意です。

そんなわけで、昔所属していた劇団や勤務していた職場でも、自慢じゃないですが「仕事ができる」的なポジにいました。
割と重宝されていたんですな。
そんな時にモチベとなったのは「所属している団体(法人)がもっとよりよくなる」ということです。
自分のためじゃなくて、他者のために仕事をしてたんですね。

そしたら結果としてどうなったか。結局、自分のやりたいことに繋がらないという理由でやめているのですよ。
※職場を辞めたのはどデカい衝撃を食らったからですけど

つまり、そこで貰った「見返り」は100%自分の益に繋がるものではなかったのです。属して働くという行為なんてそんなものです。

一応言っておくと、もちろん「見返り」が全くなかったということでもないし、それに対して全く感謝してないわけではありませんよ。

ただ、承認欲求が強すぎると、人から承認されてもそれに気が付かないもんなのですよ。
上記の記事にもありますが、「人は自分の思い通りにならない」のです。
※因みにこれについて触れてる私の記事があります↓
マスメディアを自分の都合よくするなんてことは出来ない

承認されるハードルを自分で高くしすぎて、ハードル走のつもりが高跳びになったなんて話は珍しい話ではありません。
私も承認欲求が強すぎてから回り、なんてことはしょっちゅうありました。特に20代前半は。

空回って空回って七転八倒して、気が付いたのは「結局、自分のために行動したことが一番自分が喜ぶ」ということでした。

前職でダメージを受けてから、自分のために生きるというのは私の一つのテーマになっています。

人に期待しないからこそ躓いたときにすぐ立てる

上に挙げた記事にも書かれていますが、

「期待」というものは、裏切られると「苛立ち」、場合によっては「憎悪」に容易に変化するため、扱いが非常に難しいです。

変に人に期待しすぎるからこそ、躓いたとき派手に転んじゃうのです。
やるべきことやってれば、まぁそんな大けがを負わないだろうという空気で生きていける環境を整えるのは、仕事面でもプライベートでも大事だと思っています。

また、同じ記事には人に期待しないからこそ人の失敗に寛容であるということも書かれています。

「人に期待しない人生」は、超快適。

考えてみれば、人に変な期待をもたなければ、人生は超快適です。

なにせ、「裏切られた」とか「あの人のせいだ」とか「世の中が悪い」とか、そうした負の感情から一切、自由になれます。
だから、それを実践する人たちは、「合理的」で「ドライ」でありつつ、むしろ人にやさしく、面倒見が良いのです。

特に、彼らは次のような

「トラブルを生みやすい期待」

を一切、持たないがゆえに、幸せなのです。


因みに、私の「HSP Diary」に協力してくれていた人の中に那須祐樹さんがおりますが、多分私が彼に「今後も一緒に手伝ってくれる」という過度な期待を抱いていたら、お互いにとって不利益な関係になってたと思います。

というわけで、人の失敗にすぐイラっと来たり不安になってしまう人は、一つ「人に期待しない」を実践してみてはいかがでしょうか。

このサイト良いな…

今回取り上げさせていただいたWebメディア「Books&Apps」なんですが、ちょくちょく面白そうな記事がありますね。
これも面白かったです。

私が「何事も、他者や世の中のせいにしてはいけないんだ」と、初めて本気で思った瞬間のこと。
https://blog.tinect.jp/?p=62376

というかライターの安達氏が好きなのかもしれん…。
これからも読んでいこうかなと思います。

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